過去と未来と夢と想像







過去と夢は

似すぎていて

ときどき

過去なのか夢なのか夢なのか過去なのか

わからなくなる



未来と想像は

似すぎていて

ときどき

未来なのか想像なのか想像なのか未来なのか

わからなくなる



目の前にあるのは



のみ

過去が夢ではないと

証明などできない

未来が想像ではないと

証明などできない

今まであったことも

これからあることも

すべて現実ではないかもしれないのだから





だけが世界のすべてで

過去は世界の夢

未来は世界の想像

誰もが見

誰もが描き

そして



に直面した誰もが

失望し

絶望し

歓喜し





の連続の先にあるものはただ



なのだというその事実を

知っているようで知らない

私もアナタも知らない



そして

夢も想像もすべては



の中にある



私は



を生きているのだろうか

それとも

私の今

は夢や想像といったものにすぎないのだろうか









2005/08/13